テニス王ジョコビッチは、世界的にコロナが流行した2022年、コロナ・ワクチン未接種のまま全豪オープン（テニスの四大大会）に出場しようと豪州入りしたものの、強制国外退去処分となりました。当時彼は「自分の体のことは自分で決めるという原則は、どんなタイトルよりも大事」と明言し、「ワクチン接種をしないがために、グランドスラムを欠場したとしても、その代償を支払う」と自分の意思を貫いたことでも注目を浴びました。そんなジョコビッチは、2022年1月コロナ治療法を開発する目的で、バイオテクノロジーの会社を設立。この会社が模索しているコロナの治療法が「ホメオパシー」だと報じられています。徹底的に食生活を改善する事でアレルギーを克服した経緯を持つジョコビッチは、その経験を踏まえて食事、水、医薬品など、体に入れる全てのものを分析し、健康に有益な物に徹底的にこだわっているとコメントしています。

ジャマイカ出身の人類史上最速のスプリンター。100mの世界記録保持者(9秒58)で、彼の３つの世界記録は現在（2023年7月）でも破られていません。実はボルトは生まれつきスプリンターとしての資質に恵まれていたわけではなく、背骨がS字状に大きく曲がっている「脊柱側弯症」という障害を持っていたそうです。スプリンターとして致命的なハンディーを抱えたボルトですが、16歳の時から体調管理にホメオパシーを取り入れ、ホメオパシーの主治医のいるドイツに毎年少なくとも2回通っていたと報じられています。またボルトは、怪我や筋肉の強張りや痛み、体力の回復にホメオパシーなど自然治癒力を強化するナチュラルな方法を選択してきたと言っています。

サッカーのスーパースター、デビッド・ベッカムが2002年ワールドカップの直前に足の骨を骨折した時、ワールドカップの初戦まではあと50日しかなく、彼がプレーする可能性はほぼゼロでした。ベッカムは中足骨の骨折で全治4～6週間、リハビリにさらに2～4週間かかると告げられましたが、回復を早めるため、ホメオパシーを含む集中治療を受け、その結果ワールドカップで見事にプレーしました。彼はその後も、痛み、打撲、炎症を軽減し緩和するレメディとして知られるアルニカの大ファンになったと伝えられています。 

故エリザベス英国女王の主治医の一人がホメオパスであったのは有名な話です。エリザベス女王が海外に行く際には、必ず特製のレザーケースに入った60種のホメオパシー・レメディーを持参していたそうです。また、愛犬のコーギーや馬の怪我もホメオパシーを使って治療した事も度々報道されました。 チャールズ新国王もホメオパシーの熱心な推進者で、陰ながら英国国民が無料で治療が受けられるよう政府に働きかけを行ってきた事が知られています。

ジェニファ・アニストンさんは代表作であるTVシリーズ『フレンズ』の女優として、またプロデューサーとして長年映画界で活躍していますが、子どもの頃から代替医療を使っていたそうです。今でも軽い病気は基本的にホメオパシー療法で治療していると証言しています。